最強チーム1周目・お米と愉快な仲間たち①

※注意※ この記事はゲームのプレイ感想と銘打っていますが、ゲームのうんちくが非常に多いです。お気をつけください。

 

2004年に発売されたテニスの王子様 最強チームを結成せよ!』というゲームがあります。

ゲームの存在を知って5年、原作無印42巻を購入して3年。

先人たちのプレイ動画を見るだけでは満足できなくなり、私も最強チームを作ってみることにしました。

このゲームの流れとしては、

隠しキャラも含めた計53人のキャラクターからチームリーダーを選び、その後リーダーが3人〜4人のチーム員を勧誘し、20週間の育成期間を経て、

ダブルス・シングルス2・シングルス1(+リーダー)のオーダーを組み「関東ジュニアオープン」という大会で優勝する、といった感じです。

 

なぜ関東限定なのかというと、このゲームの発売時期が原作の関東立海編の不二VS赤也をやってたあたりだからです。

なので、立海は幸村も含め全員登場しますが、微妙にキャラが定まっていません。

それゆえの面白さもありますが。

 

で、まず誰をチームリーダーにするか?ですが…。

最強チームのキャラクターには強さの指標となるパラメータが5つあります。

 

・フットワーク(足の速さ)

・パワー

・スタミナ(体力)

・メンタル(気力)

・テクニック

 

キャラクターそれぞれに各パラメータ(H~SS)と、好きなパラメータが設定されていて、

リーダーがチーム員として勧誘したとき、そのチーム員候補はリーダーが自分の要求パラメータを満たしていないと勧誘を断ってきます。

例えば大石で不二を勧誘しようとするとテクニックが足りないので断られる、てな感じです。

もちろん、原作で仲がいい者同士だと特別に入ってくれる場合もありますが、ごく一部の例外です。

 

なので、リーダーはパラメータの高い強キャラにしておいた方が勧誘を断られにくいです。

 

御託はさておき、リーダーを指名しようと思うのですが…。

強くて、パラメータのバランスもよくて、好きなキャラ…う〜ん。

真田かな。老け顔だし。

リーダーに指名するや否や最強チームの意義を否定される。

(※PS2を操作するのが初めてのため、しばらくアスペクト比がおかしいです)

 

このゲーム、キャラクターを自分で操作することもコンピュータ任せにすることもできますが、

パラメータとは別に特定のキャラには「上級AI」というものが搭載されています。

ノーマルAI搭載のキャラより積極的にプレイし、技を多用してくれる、ずっこ設定です。

 

搭載されているのはリョーマ、手塚、不二、橘さん、跡部、真田、柳、赤也…等々です。

真田は発売当時の段階で最強キャラの一角でしたので、上級AIが搭載されています。

 

本来ならずっこいので上級AIキャラは使いたくないのですが、偉そうなこと言ってもしょせん初心者。

勧誘に成功するか分からない一か八かの勝負に出る勇気はなく、

リーダーとして使うだけならまあいいか〜とゆるゆるな条件でゲームスタート。

はい、完成。

特に何も考えず、現時点で気に入ってるキャラを寄せ集めてみました。

こんなしごきがキツそうなチーム絶対に入りたくない。

樺地を勧誘した直後に跡部が自らを売り込みにくるというハプニングが起こりましたが、

前述の理由により強いキャラに入られると困ってしまうので、丁重にお断りしました。跡部には心よりお詫び申し上げます。

 

さて、チーム員が集まったところでオーダーを以下のように決めました。

 

ダブルス 柳沢・樺地

シングルス2 バネさん

シングルス1 神尾

 

樺地は関東でも全国でもシングルスを任されていますが、

このゲームで樺地が真価を発揮するのはダブルス時。

原作と同じく、樺地はその場にいる選手の技をコピーし自在に使いこなします。

さらに、特定の条件下では、自身のパラメータをその場にいる最もパラメータの高い選手とそっくり同じにコピーしてしまいます。

つまり、相手が強ければ強いほど樺地も強くなるのです。

それはその場にいる選手が多ければ多いほど、有利に働きます。

なぜ氷帝樺地をダブルスで使わないのか。

 

神尾はシングルスプレイヤーなのでシングルスで使うとして、

残る柳沢とバネさんのどちらにシングルスを任せるか。

ここは単純にバネさんの方がパラメータが高いため、バネさんをシングルスとし、

柳沢を樺地と組ませることにしました。

 

柳沢はフットワークが高いので、パワーのある樺地と足りない部分を補い合う良いダブルスになるでしょう。

奇しくもドキサバ・学プリ非攻略対象ダブルスの結成です。

 

今後の方針が決まったところで、1週間(月曜日~土曜日)ごとの平日練習メニューを決めます。

走り込み、筋トレ、サーブ、スマッシュ…等々いろいろ種類があるのですが、練習効果が高いものは何かしらのデメリットがあります。

 

例えば「走り込み」をさせると、

フットワーク +8

パワー +8

スタミナ +50

メンタル +32

テクニック -16

と、他のパラメータが大幅に上がる一方でテクニックが下がってしまいます。

 

練習メニュー一覧を見ると、テクニックが下がるメニューの多いこと多いこと。

なので、テクニックの上り幅が大きいボレーやロブなどでテクニックを最大値のSSまで上げます。

SSまでカンストさせるとあら不思議、テクニックが下がるはずの練習をしても下がりません。

なのでテクニックをカンストさせてから走り込みなどのメニューをデメリットなくさせるのが、効率の良い育成の鉄板とされています。

 

で、平日練習をこなす一方で、

日曜日は誰か一人を誘って特別練習、みんなの意見を聞くミーティング、練習試合、みんなで遊びに行くetc…と、これまたいろんな選択肢が用意されています。

 

しかしながら、基本的には遊びに行きます。

なぜならこのゲーム、チーム員の友情度を高めて団結を強めることが勝ちに直結するからです。詳細は後述。

 

ちゅうことで、街にレッツゴー!

柳沢専用イベント。突然現れたアヒルがチーム員についてきてしまう。

貴重なお米の陳謝シーン。

 

神尾専用イベント。カラオケがお気に召さない真田。

なんだかんだノリノリで歌謡曲とか歌ってくれそう。

 

樺地妖精さん化が止まらない。現状チーム内で一番かわいい。

ちなみに、海に行くイベントは六角中の選手(この場合はバネさん)がいると起こります。

 

そんなこんなでチームの親睦を深めていると、ハプニングが。

バネさんが真田大好きになってしまい、ダブルスを組んでほしいと告白されてしまいました。

ええっ…真田は試合に出さないつもりだったんだけど…。

しかし断ると友好度が下がっちゃうので、とりあえず約束はします。

約束破っても友好度下がっちゃうので、どこかで一度は組まないといけません。

 

もう少し遊んでいたかったけど、バネさんとの約束もあるし、

練習試合すっかあ。

 

というわけで迎えた練習試合の日。

相手チームのオーダー画面撮り忘れた。

 

観月・乾・柳・壇くんのデータテニスチームだったと思います。

博士・教授ダブルスとは粋な計らいを…。

でもまあ、こちらも仲良しなので負けません。

(試合中めちゃくちゃ真田を励ましてくれるバネさん)

 

先ほどチラッとお話しした「友情度が高いと勝ちに直結する」というお話ですが、

試合時には「気力レベル」というものが存在します。

 

通常は気力レベル1から始まり、気力ゲージが溜まる必殺技が打てるようになり、

技が決まると気力レベルが上がります。

メンタルが高いと最大レベル5まで上がります。

 

気力レベルが高いと何が良いかというと、気力ゲージが溜まりやすくなり、

つまるところ技が打ち放題になるというわけです。

気力レベル3以上で打てる技も存在するので、気力レベルは重要な要素となります。

 

この気力レベル、チーム友情度が高いとレベル3や4から試合を開始することができます。

よっしゃこのチームのために頑張るぞ!と選手が張り切ってくれるわけです。

なので友情度を上げることは試合運びを有利にします。

 

さて、ダブルスは難なく勝利してシングルスへ。

神尾VS壇くんか。ただのいじめですわ。

神尾の必殺技・音速弾(ソニックブリット)の専用カットイン。

音速弾は気力レベル3以上でないと打てません。

しかし我らおこめ♡LOVEは仲良しこよしなので開幕から打ち放題決め放題。

 

ちなみに…。

音速弾は関東大会の不動峰VS山吹戦にて、千石相手にかました技です。
神尾の高いフットワークから繰り広げられるショットで、

動体視力のいい千石が見えているのに追いつけなかった技。

 

このゲームでは放ったらほぼ確実に決まるチート技の一角です。

必殺技が決まらないとお話にならないところがある(気力レベルが上がらない)ので、

神尾はノーマルAI搭載キャラのなかでは強キャラと呼ばれています。

 

とまあ、そんなこんなで初めての練習試合に勝ちました。

圧勝したのに自らを省みるストイックなお米。

 

さて練習を続けるかと思ったところで、またもやハプニングが。

柳沢が限界を抱えてしまいました。

限界とは…チーム員のステータスが合計15段階上がった状態、またはすべてのパラメータがS以上になった状態で発生します。

 

パラメータがH~SSまで存在するうち、

HからGには簡単に上がりますが、SからSSに上げるには相当な時間がかかります。

しかしどちらも一段階上がることに変わりありません。

したがって、初期パラメータが低い選手ほど限界を抱えやすくなっています。

 

限界を抱えてしまうと、平日練習ではこれ以上パラメータが上がらなくなってしまいます。

なので休日に限界を抱えたチーム員を呼び出し、特別練習を行います。

 

その特別練習というのが…。

リーダーと該当チーム員のシングルス対決。

リーダーが勝つとチーム員が限界を克服します。

 

ここで今までコンピュータ任せにしていた弊害が。

えっ、これ、自分で操作しないといけないの?

 

まずいです。非常にまずいです。

なんせ私はど素人。

何度やっても柳沢に勝つことができません。あの真田を操作しているはずなのに…。

本当にごめん。

柳沢も真田もごめん。私が下手なばかりに…。

 

そんな私も、5回6回やっているうちに、何とか勝つことができました。

やった!柳沢が限界を克服してくれました。

といっても大会まで残りわずか、そろそろ技を覚えさせないといけないんだけどね。

 

平日練習メニューのなかには、「技習得」というものがあります。

ゲームに登場する53人の固有技を習得できるメニューです。

 

もちろん初週から覚えさせることもできますが、

技それぞれに覚えるための必要パラメータが設定されていて、

チーム員がそのパラメータに満たないと何週間もかかってしまいます。

 

例えば、パワーEの選手が必要パワーAの技を覚えようとしたとき、

本来なら1週間で覚えられるはずが、不足分の4週間が余分にかかってしまいます。

なので、育成を終えた後に技習得に入る方が効率が良いのです。

 

それはさておき、育成もだいたい終わったので、

腕試しにもう一度練習試合をしようと思います。

 

次回へ続く。

 

おまけ。

似合わざること球の如し。